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第1119話

Penulis: 宮サトリ
その言葉を聞いた瞬間、由奈はその場で固まった。

まさか弥生が、こんな真夜中に自分へ電話をかけてくるなんて。

しかも「空港の出口で待ってる」と言ったなんて。

驚きで口が開いたまま、数秒は声も出なかった。

ようやく息を吸い込んで言葉を絞り出した。

「ちょっと......こんな時間に寝ないでどうしたの?明日会おうって言ったじゃない」

スマホの向こうから聞こえる弥生の声は、笑いを含んでやわらかい。

「帰ってくるのに、迎えに行かないわけないでしょ?」

その明るく温かな声に、由奈の胸の奥がじんわりと熱くなった。

目の奥に、かすかに涙がにじんだ。

「......もう、しょうがないな。すぐ行くね」

「うん、待ってるよ」

電話を切ると、沙依がすぐに尋ねてきた。

「友達が迎えに来てくれたのですか?」

由奈はうなずき、少し照れくさそうに笑った。

「うん。この子、ほんとに......止めたのに来ちゃった。真夜中まで起きてるなんて、まったく」

沙依は目を輝かせて言った。

「羨ましいですね!」

その無邪気な言葉に、由奈も思わず笑みを返した。

「ありがとう。早く帰って、家族を待
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